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その3 韓国大統領のプチ整形と韓流タレント

お隣の国・韓国の盧武鉉(ノムヒョン)大統領がプチ整形をしたとのニュースには、虚を突かれた感じがしました。壮年期の男性、しかも常時国民から注目される立場の大統領が、プチ整形をしたとのニュースに興味も持ちました。

韓国の大統領選挙は、アメリカ大統領選挙に次いで日本でのテレビ報道が多いような気がします。その報道内容は様々ですが私の印象に残るのは、タフで若さを強調した「支持者と供にジョギングする姿」、白髪の一本も無い整えられた頭髪、テレビ広告を利用したイメージ戦略等のアメリカ型の選挙運動に影響された国柄を取り上げたものでした。

盧武鉉(ノムヒョン)大統領が受けたプチ整形手術は、瞼(まぶた)が垂れてきて視界の妨げとなり見ずらいとの理由で、瞼(まぶた)を切り二重にしたそうです。

文化としてプチ整形が社会に受け入れられつつあり、成人男性しかも国を代表する現職の大統領がプチ整形を受け、国民がそれを受け入れるそのような社会文化を感じます。

韓国では数年前から、プチ整形と歯並びをより整え・歯をより白くする審美歯科のブームが到来していました。他人からどのように見られるか、自分自身を理想に近づけることにより価値を置いているのではないかと思います。

日本とアジアでの韓流タレントのブームの背景には、国策としての映画や映像ソフト産業振興の後押しと共に、自分をより美しく表現する文化に裏付けられた自信が、日本とアジアで共感をもって受け入れられた一面があるのではないかと思っています。

「微笑みの貴公子」は、「東洋的に適応したハリウッドスマイル(※)」の現れではないかと思います。
日本の歯科医療関係者も一度この「韓流タレントブーム」を、歯科の視点から分析する必要があるのではないかと思います。

※ハリウッドスマイル アメリカ映画俳優に見られる、流れるようなU字形の歯並びとやや上方に口角が位置する、ダイナミックな笑顔。



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