明けましておめでとうございます!!
今年も元気に“歯ートフルニュース”で、皆様に歯とお口の健康についての情報をお伝えしたいと思っております。

正月明けの診療を始める日には、お口の中の金属が取れたという方が多く見られます。これはどうしてかというと“おもち”のせいなのです。おもちの粘りにより金属が取れてくることがあるのです。このことと同じようにガムなどを多く召し上がる方も金属が取れやすい傾向にあると思います。さあ1月5日の診療日には何人の方が金属が取れていらっしゃるでしょうか?

さて、今回は仕上げ磨きの時の注意点についてお話致します。歯のゴミ(歯垢)のたまりやすい所が3箇所あります。この箇所を良く覚え、ブラッシングを丁寧に行って頂きたいと思います。

歯と歯の間

すき間の大きさにより使う道具が違います。すき間が大きい時は歯間ブラシを使用します。歯間ブラシにもS.M.Lの大きさがあります。すき間がない時はデンタルフロスを利用することをおすすめ致します。

奥歯のくぼんでいる所

奥歯は“うす”みたいな形をしており、山のようにとがっている部分と谷のようにくぼんでいる所があります。このくぼんでいる所に食べカスがたまりやすいのです。ブラッシングの時は歯ブラシでこの部分をしっかりかきあげるように行って下さい。

歯と歯肉の境目

この部分も大変むし歯になりやすい箇所です。歯の形と角度に気を付け、歯ブラシの使い方に注意して細かく動かすように行って下さい。

一度歯科医院で染め出しを行ってもらい正しいブラッシングを教えてもらうことも良いと思います。正しいブラッシングを行い、健「口」な生活を送りましょう。

仕上げ磨き

仕上げ磨き

プロケアが不可欠

むし歯予防には、家庭での歯磨きなど(ホームケア)の他に、定期的な歯科医院でのチェックとメンテナンス(プロケア)が欠かせません。