夏休みも終わり新学期が始まりやっと生活のリズムも整ってきた頃と思います。先月は飲物について、お話ししましたが、今月はおやつの取り方についてお話ししたいと思います。

先月お話ししましたように歯にはお口の環境により脱灰(歯を溶かすこと)と再石灰化(歯の表面を修復すること)を繰り返し行っております。その悪い環境というのが常時お口の中に食べ物や飲物が入っている状態なのです。つまり、おやつ等をいつも時間を決めないでだらだら食べをする子供さん程虫歯が多くなる傾向にあります。やはりおやつも午前10字、午後3時など時間と回数をしっかり決めて食べるようにして頂きたいと思います。
そしておやつの後はできるだけブラッシングをして頂きたいと思います。

おやつにはどのような物が良いかといいますと、“歯ごたえ”のある物が良いでしょう。例えば、果物ですとりんご、お菓子ですとおせんべいなどしっかり“噛むこと”が必要な物が良いでしょう。これは“噛むこと”によりアゴへ刺激が伝わり、アゴの成長が良くなります。また、“噛むこと”により脳への血流も十分送られ、頭の働きも良くなります。このように“噛む”ということは非常に大切なことなのです。
 おやつの時間を決めて良く“噛むこと”でおやつを楽しみそして健「口」な生活を送りましょう。

むし歯予防はセルフケアとプロケアで!

日本人のむし歯罹患率(一人あたりのむし歯本数)は高く、文化的に「先進国」と言えないほどです。その大きな原因としてフッ素の使用が十分でないということがあげられます。フッ素には歯を強くしたり、むし歯になりにくい状況をつくるという特徴があります。家庭でもフッ素入り歯磨剤などを積極的に使用して、むし歯を予防しましょう。

むし歯のセルフケア

もうすぐ秋です。お米は元気の源!ダイエットにはごはんを!

ダイエットにはごはんを!
高カロリーになりがちな現代の食生活では、十分な脂質がおかずから取れるので主食くらいは低脂肪なものにしたいものです。その点お茶碗1杯のご飯の方が食パンを1枚食べるより低カロリー。しかもパンにはバターやマーガリンを塗ったりする上、脂っこい料理の方が合うことを考えると、ご飯を中心とした食事の方がダイエットに適しています。