秋田県秋田市の歯科・歯医者 痛くない治療を心がけています!南浦歯科クリニック
 小児・予防歯科 > 赤ちゃんの丈夫な歯を育てましょう > homeへ


最初の永久歯、六歳臼歯は歯ならびの「軸」です
 臼歯は、犬歯の後ろにならんでいる歯のことをいいます。他のどの歯よりも大きく、ガッシリしていて、そしゃく能力も一番大きい歯です。このうち、後方の大きいものを大臼歯といい、上下のアゴに左右3本ずつ生えています。
 その中の第一大臼歯と呼ばれるものが「六歳臼歯」です。「六歳臼歯」というニックネームがついている理由は、その名の通り6歳頃に生えてくるからです。この歯は最初の永久歯として生えてきます。ですからもう生えかわることはありません。
■六歳臼歯は強くて働き者
 六歳臼歯は、食べ物を噛んだり、砕いたり、すりつぶすといった働きをします。そして、永久歯の歯列(大人のアゴや歯ならび)のサイズを決める重要な役割も担っています。
 もし六歳臼歯をむし歯で早々となくしてしまったりすると、大人の歯ならびのための『軸』をなくすようなことなので、歯列はガタガタになるともいわれます。このように六歳臼歯はとても大切な歯です。大事にしたいですね。
■むし歯になりやすい六歳臼歯
 ところが、この歯が生えてくる年頃は、まだ歯磨きが下手で口に食べカスを残したり、お菓子の大好きな年齢でもあります。それに、この六歳臼歯はミゾも多いので歯垢もつきやすいのです。そのため、この歯は歯の中でも一番短命で、寿命は40年ともいわれています。くれぐれもむし歯や歯周病にならないように気をつけましょう。
■六歳臼歯を守るには
 六歳臼歯が生えはじめたら要注意。約半分ほど生えた状態でもむし歯になります。六歳臼歯は奥にあるので歯磨きにも特に気を遣ってください。
 また、定期的に検診を受けてください。半年に一度位診てもらうのがベストです。


Copyright (C) 2008 MINAMIURA DENTAL CLINIC. All Rights Reserved.