ピンク色の引き締まった歯肉は、白い歯と同じように健康なお口のシンボル。歯周病の原因であるプラークはバイオフィルムと呼ばれ、歯ブラシや専門の器具を使って取り除きます。元気な歯肉の持主は、専門家によるケアを欠かしません。

本当に治ったの?

基本的な治療によって症状が安定すると、歯周病の治療は終わりとなります。その後はホームケアを続けて様子をみます。病気の原因である細菌は、一定期間(おおよそ12週間ぐらい)で元のような状態になると言われています。治療後も安定した状態が続けば本当の意味で「治った」ことになります。

メンテナンスも治療の一部

歯周病の原因となる細菌のかたまり(プラーク)は、毎日少しずつ歯と歯肉の間に堆積します。悪い作用を起す前にメンテナンス、ケアを受けてこのプラークを取り除いておけば、歯周病の再発を防止することができます。

リコールを積極的に受けましょう!

現在多くの歯科医院では、リコール(患者さんへの受診のお知らせ)によるお口の健康管理を勧めています。病気の再発や発症を未然に防ぐことができ、病気になっても早い対応で、必要最小限の治療で済ますことができます。

リコールを積極的に受けましょう!

リコールがあったら必ず受診しましょう。リコールがなくても、半年に一度は自分からの受診を心がけましょう。お口の健康維持のポイントは、あなた自身の積極的な『なる前の受診』です。


お子さんの歯で何か気になることがありましたら、お早めにご相談ください。