秋田県秋田市の歯科・歯医者 痛くない治療を心がけています!お口の健康情報発信拠点♪南浦歯科クリニック

技工士コラム

その38「脳卒中と入れ歯」

日本人の病気には、まだまだ脳卒中が高い割合であります。
脳卒中などで下半身が麻痺になった場合は動かすことができないので、その部分の筋肉が痩せていくことになります。
私の尊敬する歯科医師が脳卒中で、片側が不自由になりました。それに伴い口の中の片側も不自由になり、歯ぐきやほほの筋肉も痩せ、入れ歯が合わなくなったとのことです。これではおいしく食べることも出来ませんから、回復意欲もくじけてしまいます。
このことで先生は、入れ歯を修正する裏打ちの技術の有りがたさを実感されたそうです。

画像:脳卒中と入れ歯

先生はリハビリに励まれ、それに伴いお口周辺の筋肉を回復し、状態に合わせた入れ歯を何度か修正し、その時々にあった入れ歯により、より良い食生活を手に入れたとのことです。
全身リハビリとともに、その時々の状態に合わせて入れ歯を最適に修正することは、健康の回復のために相乗効果があります。
その後、先生はリハビリの効果もあり快復され、この体験を全国の後輩たちに伝える講演活動をお元気になされています。
貴方の周囲に入れ歯でお困りの方はいらっしゃいませんか、お気軽にご相談ください。

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