メタルボンドは自然の歯に近く、よく噛める

話したり笑ったりする時、歯に自信がないと、つい無口になったりうつむいたりしがちです。そのため、目立つ前歯の治療は、できるだけ天然の歯に近いものが望まれます。
この願いを可能にするのが「メタルボンド」と呼ばれる技術です。この方法は天然歯そっくりの色調に整えることができるため、見た目からはほとんど自分の歯と区別がつきません。噛む力も天然の歯に近い“すぐれもの”です。
もしあなたが前歯のむし歯が目立ったり、折れたり、ギラギラの金属のかぶせ物でイヤだなーとお感じでしたら、ぜひ一度お考えください。「メタルボンドにしたら食べる感覚が元にもどった」とたいへん喜ばれています。

 

 

メタルボンドは3層構造

むし歯や歯が折れた時の歯の修復は、悪い部分を取ったあとに人工の歯冠をとり付けます。メタルボンドは、悪い部分を削った上に(削る部分が大きい時は金属の土台を立て)強度を受け持つ金属(メタル)をかぶせ、その上にセラミック(陶材)を2重に焼き付けます。
人工歯は、周りの歯と調和するように、色や形を調整し自然の歯そっくりに仕上げることができます。噛み心地も自分の歯とかわりません。

NASAの最新宇宙技術の応用

 このメタルボンドはレジン(プラスチック)のような収縮や変色もなく、寿命も半永久的。一時しのぎではなく、強さと美しさを合わせ持った最高度の技術です。 
 温度による膨張・収縮率の異なる金属と陶材の接着という難しい技術も、宇宙ロケットの耐熱セラミック研究というNASAの最新技術から生まれたものです。