秋田県秋田市の歯科・歯医者 痛くない治療を心がけています!南浦歯科クリニック
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Vol.2

暑い夏がやってきました。暑いとノドが乾き飲物をとることが多くなります。今回はその飲物についてお話したいと思います。歯は虫歯菌からださせる酸によって脱灰されていきます。その時のPHはPH5.5 より酸性が強くなると脱灰が始まります。一般的にPHと虫歯菌の関係は下記のようになります。
  【PH4.5】大変ムシ歯になり易いです。生活様式を改善する必要がありそうです。
  【PH5.5】ムシ歯になる危険性があります。
  【PH6.5】特に従来の生活生活様式を意識することはありません。

特にコーラはPH2.5と強い酸性を示しています。それだけ歯は溶かされていることです。また、スポーツドリンクについてもPH3.4と歯を溶かすPHです。いつもこのような飲物をとっていると歯は脱灰をつづけ虫歯になってしまうことが多いのです。ですからなるべくお水やお茶などを取るようにしたらよいと思います。また、取った後はうがいをするか、ブラッシングできればやって頂きたいと思います。また、幼児に寝る時、上記のような飲料水を飲ませながら寝かせつけると、必ず虫歯をたくさん作ってしまいます。ですから、お母さん方にはこのような飲料水をお子さんに飲ませながら寝かせつけることは絶対にやめて頂きたいと思います。そのようなことに注意して、検診してもらい、健()な生活を送りましょう。





子どもの歯の特徴は乳歯永久歯に歯がはえかわることです。
乳歯のときにむし歯が多いと、むし歯菌が増えている状態の中に永久歯がはえてくるので、
永久歯もまたむし歯になりやすくなります。
乳歯は永久歯よりも弱いため、いったんむし歯が発生すると、あっという間に進んでしまうのです。


むし歯は気づかないうちに進行しているため、遅くなってからでは手後れです。
定期的に歯科検診を受け、
初期の段階でむし歯を見つけましょう。
C0 虫歯の始まり、観察が必要
表面が浅く溶けた初期の状態。表面が白く濁ったり、溝が茶色になったりするが、見た目はほとんどわからない。削らずに再石灰化を促して観察をする。
C1痛みを伴う、自覚症状なし
歯の表面に白い斑点となって現れ、だんだん黒ずんでくる。奥歯には溝に沿って白いスジ状になることがある。
C2 冷たい水や風が歯にしみる
むし歯は、エナメル質と象牙質との境に沿って、横に広がることが多く、広い範囲を削らなくてはならないことがある。
C3 熱いものもしみ、ズキズキ
歯髄を取ると歯はもろくなる。しかし、歯髄はデリケートで、炎症を起こすと治りにくく腐りやすいので、取らざるをえない場合が多い。
C4 歯の根だけ残る、末期症状
以前治療した歯から重症化することが多い。歯の根までむし歯になるか、化膿していると抜歯。




ムシ歯予防に効果を発揮するフッ素。ナント!ビールにも含まれているのです。
フッ素は自然界にある元素の1つで海水、河川水、植物にも必ずといっていいほど含まれています。公衆衛生的な虫歯予防として水道水にフッ素を添加している国も数多くあります。
日本ではまだ検討段階ですが、虫歯予防と銘打ってビールの飲みすぎには注意しましょう。


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