桜も咲き、5月のゴールデンウィークも終わり、学校生活も本格的に始まる頃になりました。私も学校検診を一生懸命行っている所です。学校検診ですが、皆さんは検診を行う日は分かっていることと思います。中には検診日なのに歯みがきをしてこないお子さんをみることがあります。やはり検診日には必ず歯みがきをするようにして頂きたいと思います。また、このことと同じように歯科医院で治療を受ける時などは、事前に歯みがきを行うようにしてください。

検診を行ってみて、虫歯よりも歯肉炎と歯並びの悪い子どもたちが多いと感じております。歯肉炎は歯みがきが悪いため歯肉が炎症を起こしており、赤く腫れ、歯みがきでもすぐ出血することが多く見られます。このまま放っておくと大人になると歯周病となります。歯周病は歯の回りの歯槽骨という骨が炎症のために溶けてしまう病気なのです。子どもの頃は歯肉の炎症にとどまり、歯槽骨の破壊はありません。やはり子どもの頃から歯肉炎を起こさないように適切なブラッシングを行って頂きたいと思います。

歯並びですが、今の子どもたちはやわらかい物を好んで食べて、堅い物を食べないため、アゴの発達が悪くなり、そのために歯並びが悪くなってきているようです。歯並びがおかしいと感じたなら早めに歯科医院で見てもらうようにしてください。
 また、歯肉炎にかかっていないか虫歯といっしょに歯科医院で検診を受け、そして健「口」な状態で楽しい生活を送るようにしてください。

歯磨きの到達目標

「甘味」それは、おかあさんの味!

赤ちゃんを育てる母乳には乳糖という「甘味」が含まれているそうです。人が生まれて初めて口にする味覚といっても過言ではありません。子ども達が甘いものが大好きなのも疲れたとき甘いものを食べるとホッとするのも、こんなルーツがあったのですね。